NHKスペシャルを見て①

日曜日のNHKスペシャルはとても面白い内容だったので、そのまとめと感想について、今日と明日の2回に分けて書いてみようと思います。

番組のタイトルは「サンパウロ 富豪は空を飛ぶ」。

テレビ欄を見ていて、たまたま発見しました。
なかなか興味をそそるタイトルです。
サンパウロと言えば、ブラジルの大都会ですが、

【現在発展途上の真っ只中にあるブラジルにあって富豪が空を飛ぶとは何のこっちゃ?】

と思いながら番組を見始めました。

番組によると、サンパウロではヘリコプターを所有する富豪が増えているとのこと。

サンパウロは中間層(年収それなりに高く、ある程度贅沢をしても大丈夫な人たち)の激増によって、個人所有の自動車が増え、渋滞が社会問題として深刻化しているようです。

番組では75Kmの渋滞について取り上げられていました。
75Kmって、想像も出来ない距離ですよね。本当、信じられません。

富裕層は渋滞による時間のロスを避け、ヘリコプターによる移動を選択しているとのこと。
また、防衛の意味もあるようです。

まず、その発想が素敵です。そして、それを実現させてしまう姿も(笑)

現在、サンパウロでは約400機のヘリコプターが上空を飛び交っており、個人所有のヘリコプターが約半分を占めているそうです。

最近ではヘリコプターのレンタル会社も登場し、年間25%のペースで成長を続けているのだとか。スゴイ国ですね!

テレビで放映されている都市を上空から写した映像も、見渡す限り高層ビルだらけの大都会でした。都市化しているのは先進国だけではないようですね。

私は海外旅行に行くのが趣味なので、今までたくさんの町を見ましたが、正直、東京よりも都会の街なんていくらでもあります。

なんか、このまま行くとブラジルにまで日本は抜かれてしまうのではないかと心配です。

私はこの番組を見て、「ブラジルは政治も素晴らしいなぁ」と思いました。
その話はまた後日。

コメントをどうぞ