‘経済’ カテゴリーのアーカイブ

増税が株価に与える影響

2012 年 9 月 5 日 水曜日

It’s too late. な感はありますが、いよいよ消費税関連法案が成立しましたね。まぁ、前々から成立するとは思っていましたが、いざ増税が決定されると色々と考えるところがあります。

2014年にいったん8%になった後に、2015年に10%ですか。失われた20年などと呼ばれている「平成大不況」の真っ只中、日本政府もやってくれたものです。もちろん、国の予算がまったく足りていないことは十分に認識していますが、それでもなお、増税の前に円高対策や雇用対策、国際競争力のある特定分野への重点的な支援など、やるべきことは他にあるのではないかと思いますが・・・。

今後数年というスパンで見れば、もちろん今回の増税は経済に対してネガティブに働きます。ただでさえ、東日本大震災での急な出費や、円高に悩む企業にとって、増税に端を発する消費行動の冷え込みは乗り越えるにはあまりにも厳しい壁となるでしょう。

相場の予想ほど難しいものもありませんが、今のままでは2013、2014年ともども、日経平均の大幅な続伸は望みにくいと感じています。良くて横ばい、普通に考えたら徐々に下落が妥当な所でしょうね。ただ、金融の世界は読み通りに行かないのが常ですから、逆に触れることも十分にありえます。

私は、個人的に先が見えない状況なので、日経平均が9000円を超えた頃に、まとめてすべての株をいったん手仕舞いました。ですので、久しぶりに相場の行方を冷静な目で見れていると思います。

2008年のリーマン・ショック以後、パッとしない日本株ですが、よくよく見てみると、着実に株価を伸ばし続けている企業も少なくないんですね。

例えば、

3374 株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ) 東証

なんかがそうです。ITバブルの頃に50万円を超えた株価は、リーマンショックの影響で8万円以下までいったん下がりました。しかし、その後は着実に続伸を続け、今は35万円程度まで回復しています。リーマンショックの頃にウォッチリストに入っていたので投資をしておけばよかった株ですね。

また、

3085 アークランドサービス株式会社 ジャスダック

これも面白いですね。上場後、2008年までは株価を下げましたが、それ以降は見事な右肩上がりです。この株は底値で買って、2010年中に売却してしまったのですが、続けて保有していれば良かったと思います。

今は相場に左右されない身なので、じっくりと長期保有に耐える良い銘柄を選んでいきたいと思います。

株価が戻る順番は・・・?

2009 年 4 月 7 日 火曜日

今日は昼飯を食いながら、景気が回復してきたときの事を考えてました。

よく考えれば当たり前かもしれませんが、景気が回復してきても、株価が戻るのには業種や企業の規模ごとに時差がありますよね!?

それを利用すれば、さらにリターンを上げられるのでは無いかと。

もちろん、そんなものを完璧に予想できれば神様ですけれど、一般的に考えて何らかの傾向はありそうです。

私のざっくりとした考え方だと、こんな感じで株価が戻っていくのではと考えています。

1.銀行を中心とした金融関連株

2.国内を主戦場にする内需関連サービス企業

3.海外への輸出中心の輸出関連企業

4.輸出関連企業へ部品を納入している会社

5.新興企業全般

もちろん、このような分類は非常にざっくりとしていますので、この通りには行かないと思います。(そもそも予想自体が当たる見込みが未知数・・・w)

1の金融株は公的資金のジャブジャブ注入で一番の回復が予想されるのは当然かもしれませんが、それ以降は為替相場外国人投資家の状況によって異なると思います。

ただ、やっぱり、多くの人に 注目されやすい大企業 → ベンチャー企業 という順番で株価が回復していくという傾向は、なんとなくあるような気がします。

上手くいったら、時差を利用して2倍の利益を出せたり・・・。
甘すぎですね(笑)

ただ、上記のように考えている割には、自身の保有してる銘柄に新興企業が多く、

「俺、考えていることと、やってること違うやん!」


と将来について妄想しているうちに相成ったのでありました。

そこで、今日は思い切って新興市場の銘柄と東証一部の銘柄を入れ替えました。
果たして、この行動は私の将来のパフォーマンスにどのような影響をもたらすのでしょうか。

株式投資もこれまで6年以上やっていますけど、ここまで酷い不況は初めてなので、パフォーマンスにどのように影響を与えるかは未知数です。

ただ、80年に1回のチャンスだからこそ、結果として少ないリターンだったと後悔したくないと思い、行動に出ました。

後は株価的には割安水準なので、長期ホールドで待つだけですね。
5年後くらいの結果が楽しみです☆

皆さんはどのような戦略を立てていますか?

日経平均爆上げ

2009 年 3 月 26 日 木曜日

5日ほど出張していて、株からすっかり離れて、まったくチェックすることも無く、久しぶりに保有銘柄を見てみると、なぜか含み益が10%近くあるではありませんか?

あれ?何が起きたんだと不思議に思いならが、各種のニュースをチェックしていると、出発前は7200円程度だった日経平均が、8500円代まで回復していました。

なんでも、私が出張しているうちに連日日経平均があげ続けたとの事。見て無い間に含み益が増えているのは何とも嬉しいいですね。

ただ、悲しいこともあり、会社内では、俺がいないほうが株価が上がるので、またしばらく出掛けて来いとまで言われる始末・・・。なんとも世知辛い世の中ですな(笑)

どちらにしても、少し上げ過ぎな感じはするので、若干の調整局面はあるかもしれませんが、金融機関への公的資金の注入がひと段落し、金融危機の問題が若干緩和されたことと、貿易収支が久しぶりに黒字化したのが好感されているようです。

今度は、あらたな問題も無く、9000円台中盤くらいまでは回復して欲しいと思いますね。果たしてどうなることやら・・・。

金融安定化策の不発・下方修正ラッシュ

2009 年 2 月 12 日 木曜日

アメリカの金融安定化策が発表されましたが、思うような効果は得られず、むしろダウ平均株価は失速してしまいましたね。

ガイトナー米財務長官もさすがにここまでは予想していなかったかもしれませんが、依然として景気の先行きは限りなく不透明なようです。

ガイトナーさんもやや逃げ腰? いやいや期待してますよ!頑張ってください☆

ガイトナーさんもやや逃げ腰? いやいや期待してますよ!頑張ってください☆

日本株はアメリカの影響をモロに受けるので、11日が祝日で本当に助かりました。11日に日本市場が空いていたら、きっと日経平均も急落だったでしょうね(笑)
いきなり保有株の株価下がると精神的に辛いのでよかったです!

早く本気を見せてくれ!立ち上がるんだガイトナー!

早く本気を見せてくれ!立ち上がるんだガイトナー!

今日も非常にたくさんの企業の第3四半期の決算発表がありましたが、それこそ下方修正ラッシュです。日本の場合は、このサブプライムショックによる世界同時不況に加えて、急激な円高も左右しているようですね。

先ごろ、日経新聞では日本株の平均PERが32倍程度に落ち着く見込みだと発表されていましたが、昨日見たニュースでは46倍になるのではないか言っていました。

あっという間に世界一割高な株価の市場が誕生してしまいましたね。

さて、これから日本株はどのように動くのでしょうか?理論的に言えば、実際の価値と同等まで徐々に株価が下落していくのが普通ですが、今回ばかりはどのように動くのかサッパリ予測不可能です。

とりあえずは「待つのも相場」ですかね??

政府紙幣は発行されるのか?

2009 年 2 月 9 日 月曜日

最近、日本政府によって画策されている政府紙幣相続税減税付きの無利子国債

日本政府は100年に1度の金融危機を乗り切るためにこれらの対策が必要だと言い放っていますが、本当に理由はそれだけなのでしょうか?

日本政府は過去にも経済的な問題にかこつけて政府予算の中に特別会計枠を設置した前科があるだけに、今回も同じような疑惑が残ります。

特に相続税減税付きの無利子国債が怪しいと私は感じています。なぜならば、無利子国債の発行に「相続税減税付き」という条項が付いているからです。

無利子国債の発行と、相続税の増税をセット行えば、これまで日本の国債を保有していなかった富裕層(いわゆるお金持ち)に半強制的に国債を売りつけることができます

日本の相続税は今のままでも世界的に見てもかなり高い水準です。さらなる増税が実施されるとすれば、富裕層は減税のためにこぞって無利子国債を買い求めるでしょう。

1400兆円といわれる国民の預貯金残高のうち、富裕層が持つ資産の総額と言ったらかなりの額になるだろうということは想像に難くありません。

今回の景気対策のうち、相続税減税付きの無利子国債については、将来の相続税の増税を睨んだひどい財政政策だと思います。(まぁ、本当にそうなるかは分かりませんが・・・)

不況に便乗して、自分の厳しい台所事情を賄おうとする。終わりかけの財政に対する延命治療。何となくそんな気がする今日この頃です。

果たして私たちに明るい未来はあるのでしょうか?
で景気対策も大切ですが、健全な国家運営が気になる今日この頃です。

NHKスペシャルを見て②

2009 年 2 月 3 日 火曜日

昨日はブラジルの経済について少し書きました。
番組内ではブラジルの政治についても語られていたので、それについても書いてみようと思います。

まず、私は知らなかったのですが、ブラジルは世界を代表する農業大国なのだそうです。そして、まだ農業が出来る土地が莫大に残っており、(確か日本の国土の数倍と言っていました)今後さらに農地を広げることが可能だそうです

農地が広大なブラジルは農業先進国なんですね!

農地が広大なブラジルは農業先進国なんですね!

ブラジルはこの農地でサトウキビを生産し、バイオエタノールの原料として使っているとのことでした。

アメリカなどはとうもろこしからエタノールを作るのですが、とうもろこしは食料としても広く利用されるため価格変動が大きいのでサトウキビを選択しているそうです。(サトウキビは主に砂糖の原料として利用されますが、砂糖は世界的な需要が安定しており、価格変動が少ないのだそうです)

まずスゴイのが、このサトウキビ生産を国家戦略としてやっているところです。

1970年代のオイルショック時にブラジルは深刻な経済危機に見舞われました。
当時、経済的に貧しかったブラジルは原油高騰のあおりを真正面から受けたのです。

それを教訓から「将来、原油が無くなれば、それに変わる代替燃料が必要である」と考えるようになり、国が手動となって代替燃料のエタノール生産を骨子とした「国家アルコール計画」を打ち出しました。

なんと、驚くべきことに1975年にこの計画を国家戦略としてはじめたのだそうです。当時は世界のどこもエタノールには注目していませんでした。恐るべき先見性です。

日本国の政治家とは能力が段違いに違いますね。(比較するほうが失礼かもしれませんが 笑)

ブラジルが右肩上がりで急速に発展するのも当然かもしれません。

現在、このブラジルを指揮するのはルーラ大統領です。

ブラジルのカリスマ ルーラ大統領

ブラジルのカリスマ ルーラ大統領  (出展:the epoch times)

また、この大統領の発言が男らしいんだ、これが。

先日、G20(主要20カ国財務相・中央銀行総裁会議)に出席したルーラ大統領は自国の経済について聞かれたとに、こう答えたそうです。

ブラジルは大丈夫だ。私たちは他の国がキリギリスのように遊んでいた時代に、必死に働き続けた。私たちの国は強い。国民はしっかり働いて、しっかりお金を使いなさい。それで、ブラジルはさらに発展できる」

世界各国の首脳が弱気な発言を繰り返す中、1人だけこのように答えたそうです。
もちろん、ブラジルだってエタノールの価格低下海外資本の引き上げで楽ではないはずですが、国のトップがこのように発言してくれたらどれだけ国民は心強いことか!

きっとブラジル経済は大丈夫なのでしょう。

この発言を聞いて、私はルーラ大統領のファンになってしまいました。ルーラ大統領は支持率も80%を超えており、ブラジル国民に絶大な人気を誇っているようです。(実に日本の4倍以上。支持率の差が4倍って・・・)

ルーラ大統領への尊敬を込めてイラストを描いてみました。

ルーラ大統領のイラスト 驚くほど似ていない(笑)

ルーラ大統領のイラスト 驚くほど似ていない(笑)

やめときゃよかった・・・・・。

今こそ、国のトップには強力なリーダーシップと将来を見据える力が求められています。
麻生太郎には無理そうだなぁ~。

NHKスペシャルを見て①

2009 年 2 月 2 日 月曜日

日曜日のNHKスペシャルはとても面白い内容だったので、そのまとめと感想について、今日と明日の2回に分けて書いてみようと思います。

番組のタイトルは「サンパウロ 富豪は空を飛ぶ」。

テレビ欄を見ていて、たまたま発見しました。
なかなか興味をそそるタイトルです。
サンパウロと言えば、ブラジルの大都会ですが、

【現在発展途上の真っ只中にあるブラジルにあって富豪が空を飛ぶとは何のこっちゃ?】

と思いながら番組を見始めました。

番組によると、サンパウロではヘリコプターを所有する富豪が増えているとのこと。

サンパウロは中間層(年収それなりに高く、ある程度贅沢をしても大丈夫な人たち)の激増によって、個人所有の自動車が増え、渋滞が社会問題として深刻化しているようです。

番組では75Kmの渋滞について取り上げられていました。
75Kmって、想像も出来ない距離ですよね。本当、信じられません。

富裕層は渋滞による時間のロスを避け、ヘリコプターによる移動を選択しているとのこと。
また、防衛の意味もあるようです。

まず、その発想が素敵です。そして、それを実現させてしまう姿も(笑)

現在、サンパウロでは約400機のヘリコプターが上空を飛び交っており、個人所有のヘリコプターが約半分を占めているそうです。

最近ではヘリコプターのレンタル会社も登場し、年間25%のペースで成長を続けているのだとか。スゴイ国ですね!

テレビで放映されている都市を上空から写した映像も、見渡す限り高層ビルだらけの大都会でした。都市化しているのは先進国だけではないようですね。

私は海外旅行に行くのが趣味なので、今までたくさんの町を見ましたが、正直、東京よりも都会の街なんていくらでもあります。

なんか、このまま行くとブラジルにまで日本は抜かれてしまうのではないかと心配です。

私はこの番組を見て、「ブラジルは政治も素晴らしいなぁ」と思いました。
その話はまた後日。

バッドバンク成立なるか?

2009 年 1 月 28 日 水曜日

今、米連邦公開市場委員会(FOMC)で話題のバッドバンクですが、果たして設立はなるのでしょうか?

「バッドバンク」と言われると、なんとなく嫌なイメージがしますが、実際は違います。

バッドバンクの勝手なイメージ。何だかとってもワルな感じだね(笑)

バッドバンクの勝手なイメージ。何だかとってもワルな感じだね(笑)

簡単に言ってしまえば、バッドバンクとは不良債権の買取に特化した銀行です。

企業がビジネスをする中でつくってしまった、どうしよもない借金を企業の代わりに肩代わりしてくれる銀行と言ったら理解しやすいでしょうか?

バッドバンクは企業が持つ、焦げ付き直前の債権(借金)を積極的に買い取ってくれるので、企業はそれによって財務体質が改善し新たな雇用が生まれ新しいビジネスに移ることができるということです。

やってくれることを考えればむしろエンジェルバンクとでも言ったほうが適切な気がしますね(笑)

ただ、そうは言っても、バッドバンクの資金供給源はやっぱり税金です。よくよく考えてみれば、国民一人ひとりが、利益の出る見込みの無い債権(借金)を、無理やり買わされている状況と同じなので、やり過ぎはあまり褒められたものではありませんが・・・。

このバッドバンク、私には少し懐かしくもあります。

というのは、私が大学生の時に金融危機への対抗策として、ゼミで勉強したことがあるからです。(なんと!ヒデは金融のゼミ出身なのです)

当事は私も「まぁ、バッドバンクはあくまでも構想にしか過ぎず、出来ることは無いだろうな~」と軽く考えていましたが、まさかこんなに早く実現するとは・・・。

やっぱり、経済というものは読めないものですね。

まぁ、どちらにしてもバッドバンクを設立しなければならないほど、世界は経済的に追い詰められていると言うことでしょう。

本政府も戦後初の2年連続で経済成長率マイナスを発表しちゃうし、世の中どうなってしまうのでしょうね?

凡人にも暮らしやすい、普通の世の中に早く戻ってくれることを切に願う今日この頃です。

金融大臣の発言

2009 年 1 月 22 日 木曜日

先日(1月20日)に与謝野 経済財政担当大臣は1月の月例経済報告で各種の経済指標が急速に悪化していることを踏まえ、記者の景気に対する質問に対し、

「あらゆる指標は悪い方向に向いている。世界経済も日本経済も数カ月で好転することはありえない」

と発言し、株価は下落しました。

そして、今日(1月22日)は中川財務・金融担当大臣はここ最近の円高・為替相場について取材され、

「急激な変動は良くないので注目している」

と延べ、為替介入について聞かれると

「それは言わないほうが良い。しかし、やるべきことはやるということは常に考えておかなくてはいけない」

と語りました。
その結果が全てとは言いませんが、今日の株価は発言後上昇しました。

もちろん、相場の変動の全てが大臣の発言によって起きるわけではありません。しかし、国民全員が弱気になっているときこそ、国民のことを第一に考えた発言をリーダーのポジションにある者にはして欲しいものです。

例えば、先日の与謝野大臣の発言についても、今後の景気を記者に問われた時に

「今後数ヶ月で日米の景気が回復することはありえない」

と発言するのではなく、

「景気は依然、厳しい状況が続いている。政府としては景気回復に向けて、出来る事を全てやり、問題に全力で取り組んでいく。」

と発言すれば良い様に思います。

どちらの発言をしても、意味的にはほとんどかわりません。しかし、発言を受け止める人の印象はまったく異なります。

真のリーダーは皆が困っている時にこそ強烈なリーダーシップを発揮する必要があるのではないでしょうか。

そのあたりが認められてオバマ大統領は国民に選出されたような気がします。

日本の政治家も、もういい加減に仕事を始めなくてはいけません。どうでも良い定額給付金の議論などしていないで、もっと実効性の高く、国民のための政策をして欲しいものです。

オバマ大統領就任

2009 年 1 月 21 日 水曜日

2009年1月20日、現地時間の午後12時5分にバラク・オバマさんが黒人初のアメリカ大統領に就任しました。

私も、就任演説が聞きたくて深夜まで眠い目をこすりながら起きていた訳なんですが、演説のスタイルがこれまでとはかなり変わっていましたね!

よく言えば「温故知新」とでも言うのでしょうか??
これまでの歴史を振り返り、過去の教訓から学ぼうというような深みのある話です。

ただ、これまでのように”熱い男の演説”を期待していた私にとっては、少し拍子抜けな感じがしました。

内容も聖書の中身にそった、抽象的な感じで具体的な表現が乏しかった気がします。

そのせいか、オバマ新大統領の演説終了後、アメリカの株価は大きく下げたようです。
世間の期待としては、「俺はやるぜー!」みたいな内容を期待していたのでしょう。

しかし、そうは言うもののオバマ新大統領も心の底から困っていると思います。

大統領選直後よりも確実に、そして加速度的に景気は悪化していますし、アメリカ合衆国大統領という世界中から注目される立場になったあっては、下手な発言は許されません。

特にこの時期です。抽象的な表現に留めるより仕方なかったのでしょう。

景気の悪さもこれまでの大統領が経験したことの無いほどのレベルまで来ています。今はこの黒人初の大統領に期待するしかありませんね。