人に株式投資を教える難しさ

2009 年 6 月 4 日

最近、人に株式投資を教える難しさを痛感しています。

「株ではじめる資産運用」の運営を始めてから、友人・知人に株式投資についてアドバイスを求められる機会が圧倒的に増えたのですが、その度にどこまで説明して良いか悩んでしまいます。

株には大きなリターンもありますが、当然リスクもあります。
場合によっては壊滅的な損失をこうむってしまうこともあるでしょう。
しかし、それらの大部分は知識によって防げるものだとも思いますし、私はそう信じています。

株を始めるにあたっては、証券市場への理解や、株そのものの知識についてもさることながら、ポジションの取り方、ロスカット、目標利回りの設定、銘柄選択の知識、利益確定の方法、など必要な知識が数限りありません。

しかし、知識があれば勝てると言うものでもなく、最終的にはメンタルだという人もいるくらい、
実態の掴めないものでもあります。

では、その知識をどこまで伝えれば、投資の情報提供として適切なのでしょうか?
この線引きが難しいです。

私は教える以上は、教えた人には株式投資で良い思いをして欲しいと思っています。
ただ、実践から習得した知識ではなく他人から聞いただけの知識は底が浅いとも思います。

市場から退場されられない程度の知識ってどれくらいなんでしょうかね。
現在の課題です。

ヒデ画伯の「名作美術館」

2009 年 5 月 19 日

みなさん今日は。今晩は。
久しぶりのブログ更新です。

最近の日経平均は、一時の底値圏から脱却した雰囲気はあるものの、景気の先行き不透明感から方向性を失っているように感じますね。

決算発表がひと段落し、その内容も市場の想定の範囲内だったようなので、しばらく波乱の展開はお預けとなりそうですが、去年のことがあるので気は抜けませんね。

明日はGDPの発表もありますし、具体的な方向性が見えてくるのは明日以降となるのでしょうか。(どっちみち今日の市場は既に終了しているので、明日以降しかありえませんよね。書いていて気がつきましたw)

私の場合、基本的に長期投資家なので、株価が動かない時はあまりやることがありません。相場が動いていないと、利益確定も新規購入も出来ませんからね。

なので、最近は経済や投資についてのことを、より多くの人に知ってもらおうと、「株マン」というマンガを描いています。

株マン

http://manga.jpnfuture.com/

株マンでは株式投資の話にとどまらず、日本経済が今後迎える状況や、年金問題、人口問題などの幅広い分野までカバーして行きたいと考えています。

まだ、開始して間もないのですが、おかげさまで、多くの方に見て頂いているようです。
私自身も予想以上に多いアクセスに驚いております。

株マンの本編ストーリーは基本的に月曜日木曜日の更新なのですが、その他の曜日は制作の裏話なんかをアップしてます。

今日は、私が書いたイラストが制作秘話として紹介されています。自分で言うのも何ですが、いろんな意味で画期的なのでお時間に余裕がある方は是非一度見てみて下さい。また、最近気分が落ち込んでいる人も、少しは改善されるかもしれません(笑)

株マン

http://manga.jpnfuture.com/

私自身に自覚はあまりなかったのですが、どうやら私の書くイラストは、いわゆる「画伯クラス」のようです。

デザイナーのみはるんにめっちゃいじられています。
昔、油絵教室に通っていたあの実績はいずこへ・・・・。

かえるさんが遊びに来てくれました!

2009 年 5 月 4 日

去る4月25日、株式投資ブログのカリスマ「かえるさん」が私たちのオフィスに遊びに来てくれました!(かえるさんのブログはこちら →かえるの気長な生活日記

カリスマのかえるさんに敬意を表してひさびさにイラストを描いてみた・・・・・死亡(爆)

カリスマのかえるさんに敬意を表してひさびさにイラストを描いてみた・・・・・死亡(爆)

かえるさんとお会いするのは2度目だったのですが、じっくりとお話させて頂くのは初めてだったので、とっても緊張しました。(みはるんは何か質問されるんじゃないか?と心配してガクブル状態でしたw)


しかし、いざ話し出すと緊張も解け、また、かえるさんがとても話しやすい人だということもあり、トークもとっても盛り上がりました!

まぁ、かえるさんがメチャメチャ知識が豊富なので終始圧倒されていただけとも言いますが(笑)

やっぱり、知識のある方といろいろと話すのは楽しいですね。いつも、みはるんに教えてばっかりだったので、久しぶりに楽しい時間をすごすことが出来ました(爆)

「これからも色々とコラボしていこう!」と涙が出るほどうれしいお話も頂き、サイトやっていて良かったと心から思いましたよ。

かえるさん、今度は私が大阪に会いに行きますね~♪


株とメンタル

2009 年 4 月 20 日

「株式投資は知識だけでは勝つことが出来ない」

こんな風に言う人がいます。

私は100%そうだとは思いませんが、ある意味では当たっていると思います。

メンタルコントロールが出来る人と出来ない人では、仮に知識が同じでも株のリターンは大きくことなるとは思いますので。

心理学で面白いものに、サンクコスト効果というものがあります。

例えば、あなたが焼肉の食べ放題に行った時のことをイメージしてください。

普段は特に食べ過ぎることは無いけれど、食べ放題になると何故か食べ過ぎてしまうことありませんか?

コレ、不思議に感じますが、誰にでも経験があると思います。
このように心理的に判断してしまうことをサンク・コスト効果といいます。

「食べ放題」「1皿ずつ注文」の差は、料金を始めにまとめて支払うか1皿ずつ料金が追加されていくかの違いです。

つまり、サンクコスト効果とは、「既に使ってしまい、元に戻らないお金がその人に与える影響」と言い換えることが出来ます。日本語に翻訳すると「埋没費用」となるもの納得です。

きっと私たちも、合理的にだけ判断できれば、もっとパフォーマンスが上がるんでしょうね~!ただ、そうは言っても食べ放題ではやっぱり食べ過ぎてしまいます。

自分がメタボ気味なのも納得だわ・・・・(爆)

追記:

ちなみに、このサンクコストをサンクスコストと間違えている人がいたりします。
Thanks (ありがとう) と Sunk (沈んだ) では意味が全然質がいますからね。
要注意です(笑)

株価が戻る順番は・・・?

2009 年 4 月 7 日

今日は昼飯を食いながら、景気が回復してきたときの事を考えてました。

よく考えれば当たり前かもしれませんが、景気が回復してきても、株価が戻るのには業種や企業の規模ごとに時差がありますよね!?

それを利用すれば、さらにリターンを上げられるのでは無いかと。

もちろん、そんなものを完璧に予想できれば神様ですけれど、一般的に考えて何らかの傾向はありそうです。

私のざっくりとした考え方だと、こんな感じで株価が戻っていくのではと考えています。

1.銀行を中心とした金融関連株

2.国内を主戦場にする内需関連サービス企業

3.海外への輸出中心の輸出関連企業

4.輸出関連企業へ部品を納入している会社

5.新興企業全般

もちろん、このような分類は非常にざっくりとしていますので、この通りには行かないと思います。(そもそも予想自体が当たる見込みが未知数・・・w)

1の金融株は公的資金のジャブジャブ注入で一番の回復が予想されるのは当然かもしれませんが、それ以降は為替相場外国人投資家の状況によって異なると思います。

ただ、やっぱり、多くの人に 注目されやすい大企業 → ベンチャー企業 という順番で株価が回復していくという傾向は、なんとなくあるような気がします。

上手くいったら、時差を利用して2倍の利益を出せたり・・・。
甘すぎですね(笑)

ただ、上記のように考えている割には、自身の保有してる銘柄に新興企業が多く、

「俺、考えていることと、やってること違うやん!」


と将来について妄想しているうちに相成ったのでありました。

そこで、今日は思い切って新興市場の銘柄と東証一部の銘柄を入れ替えました。
果たして、この行動は私の将来のパフォーマンスにどのような影響をもたらすのでしょうか。

株式投資もこれまで6年以上やっていますけど、ここまで酷い不況は初めてなので、パフォーマンスにどのように影響を与えるかは未知数です。

ただ、80年に1回のチャンスだからこそ、結果として少ないリターンだったと後悔したくないと思い、行動に出ました。

後は株価的には割安水準なので、長期ホールドで待つだけですね。
5年後くらいの結果が楽しみです☆

皆さんはどのような戦略を立てていますか?

【株売買】タイミングの難しさ

2009 年 4 月 3 日

日経平均は今日も昨日に続けて上げましたね。
G20での経済支援政策が世界的に好感されてきているのでしょうか?

私の保有株も日々、上下の乱高下を続けていますが、最近の値動きを見るにつれ、株式取引タイミングの難しさを痛感しています。

例えば、以下は私が売却した【9113】乾汽船の直近チャートですが、タイミングによって株価が20%以上も乖離しています。

乾汽船のチャート。ボックス圏で激しく上下しています。

乾汽船のチャート。ボックス圏で激しく上下しています!

私は605円で購入し、途中で配当の権利(28円)を確保した後に、633円で売却しましたが、これもタイミング次第ではまったく異なったリターンになるでしょう。

もちろん、短期での株価の推移は予想することは難しいのは承知ですが、やはり出来ることならば高値で株をつかむのは避けたいところです。

今回は海運株に与える影響の大きいバルチック海運指数が低下していることと、世界的な運輸量の減少懸念から株を手放しましたが、今後の経済はどのような方向に向かうのでしょうか。(個人的には2009年度の末頃からの回復を期待しています。)

特に昨今は、日経平均に大きな影響を与えると言われている日銀短観「景気が引き続き悪い」という評価を数字で表したにも関わらず、日経平均が上げている状況です。

どこかにもっと当てになる指標が無いものでしょうかね?(笑)
景気の動向を的確にウォッチし、良いリターンを確保できるように頑張りたいです。

スイングトレードは失敗?? タムロン【7740】

2009 年 4 月 2 日

2月26日に人生発のスイングトレードを実施した【7740】タムロンですが、当時の抵抗線(もちろん私だけがそう考えていたw)を楽々突破し、目下1200円を目指して高騰中であります。

スイングトレード時のチャート。当時は将来株価が下がりベストな選択だと思っていたが・・・・。

スイングトレード時のチャート。当時は将来株価が下がるからベストな選択だと思っていたが・・・・。

えぇ。人生発のスイングトレード見事に失敗いたしました(笑)

今回、スイングトレードもどきを実践してみて、「やっぱり投資はそれほど簡単じゃないね」と思うとともに相場を読む難しさを実感しております。

タムロン売却後のチャート。見事に右肩上がり(爆)

タムロン売却後のチャート。見事に右肩上がり(爆)

となりで、株を売らずに含み益を増大させたみはるんがせせら笑うのが聞こえてきますよ・・・。

そりゃ、俺だって間違うよ。人間だもの。
100%当てられたら、今頃南の島でパソコンのモニター見ながら遊んで暮らしてるし(爆)

それにしても、エンジャパンと言い、タムロンと言い良い感じで裏切ってくれます(笑)
いっそう、景気予測も期待を裏切って欲しい、経済成長率10%とか・・・・(遠い目)

そういえば、最近思うのですが、投資で大きなリターンをあげる人ってどれくらいの割合で読みを的中させているのでしょうか?実際に具体的なデータが出ていないだけに気になるところです。

例えば、世界的に著名な投資家と知られる、株の神様・バフェット数少ない銘柄に多額の投資をすることで知られていますが、もっと自分たちに近い規模の数億円という単位で利益を出している人はどれくらいの銘柄を株で運用しているのでしょう?(もちろんバリュー系の中長期投資家の話です)

>こんなことを書いていたら、横からみはるんに「ヒデさんの運用金額と数億じゃ開きが
あり過ぎだよ。」との突っ込みを受けました。それはそうだけど・・・(泣)

やっぱり、数銘柄ぐらいにリスクを分散しつつ、上手に利益を狙っているのでしょうか?
誰か知っていたら教えてください(笑)

私は”攻め”の銘柄と”守り”の銘柄を組み合わせて、4~6の銘柄で株を保有しています。これが私が情報を的確に処理できる限界量だと思うと同時に、リスクを分散しつつ、利益を最大化できる銘柄数だと思うからです。

ただ、これが有効かどうかは何年かして景気が回復してみないと分かりませんね。
(↑ 本当に回復するのか?最近はそれが疑問ですw)
みなさんはどうしていますか?

赤字国債の新規発行??

2009 年 3 月 31 日

一向に良くなる兆しを見せない経済に対して麻生首相が赤字国債の新規発行も辞さない構えを表明したそうです。

麻生さんが赤字国債発行をも辞さないとの構えを表明!果たして成立するか?

麻生さんが赤字国債発行をも辞さないとの構えを表明!果たして成立するか?

確かに、現在の景気を見ているとこれはやもを得ない判断のような気がします。
しかし、つくずく麻生さんも悪い時期に総理大臣になったものだと思いますね。

はっきり言って、現在のような景況感の中であれば、誰が首相になっても同じような気がします。政府としてできることは、限られた予算の中から景気に好影響を与えそうなことを実施し、後は時間が解決してくれるのを待つしか無い訳ですからね。

仮に民主党の小沢さんが首相になったからと言っても、別に何も変わらないような気がします。個人的には・・・。(ただ、日本も真の2大政党制になって欲しいという思いもある)

定額給付金高速道路の料金値下げなども、中身の詰めはかなり甘いところがありますが、経済を活性化するためには必要なことと思います。

私は個人的にはそれぞれ、以下のようにすれば更なる経済効果が見込めたと考えていますが、みなさんはいかがでしょうか?

■定額給付金

現金を国民の一人ひとりに配布するのは、不況時に行う政府の行動として、経済学的な立場から見ても間違っていないと思います。実施の方法がイマイチなのと、マスコミによるネガティブキャンペーンの結果から国民の評判はすこぶる悪いですが、消費が落ち込んだ中では、これらの対策は消費を喚起するために大切だと思います。

ただ、定額給付金を現金で支給するのではなく、利用できる範囲を絞った商品券の形で、かつ、もらった瞬間から価値が減額される形で配布されれば、経済に与えるインパクトはもっと大きくなると思います。

野菜や果物のように支給される現金の価値が常に減り続ければ、人は商品券をもらった瞬間に使おうと思います。お金は通常、持っているだけで利子が付きますが、その反対の形をとるのです。

その結果、定額給付金は配っただけ市中で使われるので、経済が活性化し、景気の上昇要因に成りえると私は考えます。

また、使用できる地域を限定すれば、地域経済のの活性化にもつながり、富の分配的な見地から考えても理想的だと思います。

■高速道路の値下げ

高速道路の値下げについても、土・日に限定したり、普通自動車に割引を限定したりしないで、商用の車にも適用範囲を広げたほうが効果が高かったのではないでしょうか?

例えば、運輸業界などは昨年の燃料価格の高騰や、近年の運送料金値下げ競争によって、企業の体力が相当に削られていると言います。景気の悪化によって、荷物の量も減っているでしょうから、それらの業界に対して高速料金の値下げと言う形で富を分配する形はとれなかったのかと疑問に思います。

ただ、単純に全ての車種に対して高速料金の値下げを行えば、システム導入に伴う混乱もこれほど起きなかったはずですし、導入するシステムもシンプルになるので、掛かるコストもかなり抑えられます

現状のままでは観光業界等の、非常に限られた業種しかこの恩恵を受け取ることができないような気がします。

日本経済が世界に先駆けて浮上するためには、国内の内需が活性化することが必要不可欠なので、タイムリーに影響の出る経済対策を取ったほうが良いと言うのが私の持論です。

さてさて、日本経済は今後数年間どのような動きを見せるのでしょうね?

日経平均爆上げ

2009 年 3 月 26 日

5日ほど出張していて、株からすっかり離れて、まったくチェックすることも無く、久しぶりに保有銘柄を見てみると、なぜか含み益が10%近くあるではありませんか?

あれ?何が起きたんだと不思議に思いならが、各種のニュースをチェックしていると、出発前は7200円程度だった日経平均が、8500円代まで回復していました。

なんでも、私が出張しているうちに連日日経平均があげ続けたとの事。見て無い間に含み益が増えているのは何とも嬉しいいですね。

ただ、悲しいこともあり、会社内では、俺がいないほうが株価が上がるので、またしばらく出掛けて来いとまで言われる始末・・・。なんとも世知辛い世の中ですな(笑)

どちらにしても、少し上げ過ぎな感じはするので、若干の調整局面はあるかもしれませんが、金融機関への公的資金の注入がひと段落し、金融危機の問題が若干緩和されたことと、貿易収支が久しぶりに黒字化したのが好感されているようです。

今度は、あらたな問題も無く、9000円台中盤くらいまでは回復して欲しいと思いますね。果たしてどうなることやら・・・。

連日のバブル後最安値を更新

2009 年 3 月 10 日

最近、忙しくて自分の保有銘柄のチェックをしていなかったら、なんと連日、バブル後最安値を更新とのこと・・・。

含み益があったはずの保有株も、しっかりと含み損に変貌していた今日この頃、みなさんいかがお過ごしでしょうか?

それにしても、今の景況感は狂ってますね。
少し前ならば、この手のニュースにはドキドキしてしまいましたが、ここまで来ると何ともなくなってしまいました。人間の精神力は鍛えればきたえるほどタフになっていきますね(笑)

別に私自身の生活は半年前と何も変わらないし、それはほとんどの人にとってもそうだと思うのですが、世の中の景気は一気に悪化してしまいました。

貨幣(お金)というものは、誰もが使わなくなると(有事に備えて預金に回してしまう比率が増えると)、景気が一段と悪くなる特性を持っています。

これは、お金の価値が劣化しない(野菜のように腐ったりしない)からこその特性なのですが、行き過ぎると景気後退を後押しする役割さえ果たしてしまいます

今回のサブプライムローンは、もとはと言えば、マネーゲームに走った一部のヘッジファンドや金融機関によって引き起こされた「人災」なので、それを真面目に生きてきた一般市民に尻拭いさせているのに、やや疑問を覚えるのですが、なによりもこの事態を早く脱し、誰もが幸せに生きれるような社会になって欲しいと思います。

世界全体のデリバティブ(金融派生商品)の取引残高が6京円(60000兆円)以上という金額にまで達しているのも異常事態だと思います。この6京円という金額は実に世界のGDP合計5000兆円10倍以上になります。

仮にデリバティブの10分の1でも焦げ付いたら世界はどうなってしまうのでしょうか?
少なくとも貨幣経済は終わりなような気がします。

(以上、うる覚えなので数字に間違いがあるかもしれませんが、話半分に聞いておいて下さい)

世界の投資関連の機関投資家には、お金儲けも大切ですが、それ以上に節度を持った運用をして欲しいですね。