‘株日記’ カテゴリーのアーカイブ

連日のバブル後最安値を更新

2009 年 3 月 10 日 火曜日

最近、忙しくて自分の保有銘柄のチェックをしていなかったら、なんと連日、バブル後最安値を更新とのこと・・・。

含み益があったはずの保有株も、しっかりと含み損に変貌していた今日この頃、みなさんいかがお過ごしでしょうか?

それにしても、今の景況感は狂ってますね。
少し前ならば、この手のニュースにはドキドキしてしまいましたが、ここまで来ると何ともなくなってしまいました。人間の精神力は鍛えればきたえるほどタフになっていきますね(笑)

別に私自身の生活は半年前と何も変わらないし、それはほとんどの人にとってもそうだと思うのですが、世の中の景気は一気に悪化してしまいました。

貨幣(お金)というものは、誰もが使わなくなると(有事に備えて預金に回してしまう比率が増えると)、景気が一段と悪くなる特性を持っています。

これは、お金の価値が劣化しない(野菜のように腐ったりしない)からこその特性なのですが、行き過ぎると景気後退を後押しする役割さえ果たしてしまいます

今回のサブプライムローンは、もとはと言えば、マネーゲームに走った一部のヘッジファンドや金融機関によって引き起こされた「人災」なので、それを真面目に生きてきた一般市民に尻拭いさせているのに、やや疑問を覚えるのですが、なによりもこの事態を早く脱し、誰もが幸せに生きれるような社会になって欲しいと思います。

世界全体のデリバティブ(金融派生商品)の取引残高が6京円(60000兆円)以上という金額にまで達しているのも異常事態だと思います。この6京円という金額は実に世界のGDP合計5000兆円10倍以上になります。

仮にデリバティブの10分の1でも焦げ付いたら世界はどうなってしまうのでしょうか?
少なくとも貨幣経済は終わりなような気がします。

(以上、うる覚えなので数字に間違いがあるかもしれませんが、話半分に聞いておいて下さい)

世界の投資関連の機関投資家には、お金儲けも大切ですが、それ以上に節度を持った運用をして欲しいですね。

株ではじめる資産運用がヤフーニュースに!

2009 年 3 月 5 日 木曜日

3月4日の23時過ぎ。

私はいつものように何気なくヤフーニュースの経済コーナーを読んでいました。

「株買い時」に同調 官房長官

という記事が目に止まりました。

YAHOO!ニュースを何気なく見ている時に、その事件??は起こりました

YAHOO!ニュースを何気なく見ている時に、その事件??は起こりました

何気なく記事を読むためにクリックします。

すると、官房長官がオバマ大統領の「現在の株価は長期的に見ると割安である」とのコメントに賛同の意を表明したというような記事でした。

「まぁ、あたり前だわな」

と軽く受け流そうと思ったところ、(私個人にとっては)びっくりすることが起きました。

このニュースの下にある参考サイトのところに「株ではじめる資産運用」の文字があったのです!

天下のヤフーニュースに「株ではじめる資産運用」の文字が!感動です☆

天下のヤフーニュースに「株ではじめる資産運用」の文字が!感動です☆

最初はなんかの間違いかと思いましたよ。まさか天下のYAHOOニュースに参照サイトにされるなんて・・・。まったっく、光栄な限りです♪

サイトの運営やってて良かったなーと思いましたね。アクセス解析を見たら、普段の量からは考えられないくらいの人がアクセスしてくれていました。

ヤフー効果恐るべし(笑)

これからもいろいろなところで紹介してもらえるような株サイトを運営していきたいと思いまうす。みなさんもご意見、ご感想よろしくお願いいたしますね~!

タムロン【7740】売却

2009 年 2 月 26 日 木曜日

本日、保有銘柄であったタムロン【7740】を500株売却しました。
売却金額は904円です。

買い付けが790円だったので、手数料を除くと

(904円 - 790円 ) × 500株 = 57000円

の利益です。14%の利回りが取れているので、1回の取引としては十分だと思います。
(実際は信用取引なのでもう少し少ないけれど・・・)

去年の末頃から含み益が10%乗っては、すぐに全額なくなるというサイクルが保有株の中で何回も発生していたので、今回は利確してみることにしました。果たしてこの判断が吉と出るか、凶と出るかは未来の相場のみが知っていますね。

タムロン【7740】の直近チャート。テクニカル的に言えば900円くらいで一度押し戻されるのか??

タムロン【7740】の直近チャート。テクニカル的に言えば900円くらいで一度押し戻される?

まぁ、個人的には損をする可能性がゼロとなったので良しとしたいと思います。また、800円を切ることがあったら再度買いなおす予定です。

これまでこのようなスイングトレードはしたことがなかったのですが、現在のように相場に方向性が無い、ボックス相場では有効かもしれないと思い実行してみました。果たして人生初のスイングトレードは成功するのでしょうか?

サイトが紹介されました!

2009 年 2 月 13 日 金曜日

私とデザイナーのみはるんが共同で制作している株式投資サイト「株ではじめる資産運用」をゆうちゃんパパさんに紹介して頂きました!

これが株ではじめる資産運用です!見てね~(笑)

これが株ではじめる資産運用です!見てね~(笑)

株ではじめる資産運用
http://jpnfuture.com/

ゆうちゃんパパさん本当にありがとうございます!

まだまだ内容は不完全なところが多いけれど、1人でも多くの人に投資の面白さを知ってもらえたらと思って作ってます。

でも、私個人としては紹介してもらったことよりも、もっと嬉しかった事があります。

それは、ゆうちゃんパパさんが掲げている、「子供達にも安心して生活できる世の中を目指す」という理念です。これには心から共感しました!

確かに、最近は貧富の差も広がり、不況のせいもあって、世の中がかなりすさんだ方向へ進んでいるような気がします。

株式投資に関しても、ヘッジファンドに代表される機関投資家が、目先の利益に走り、マネーゲームが重視されるような世の中になってしまっているようです。(そのツケとしても今回の不況が起きているわけですが・・・)

私たちは、ここでもう一度株式投資の本質に戻る必要があるのかもしれません。株式投資で得られる利益は、本当は企業の成長に基づくものであり、中長期にわたらなければ手に入らないものだと思います。

短期取引で1日1%もの利回りを求めるのは投資では無く投機のような気がします。

1年あたりに換算したら営業日を少なく200日と見積もっても、複利の効果で期待利回りは731%です。1年間で利益を7.31倍にし続けられる企業など存在できるわけがありません。

じっくり、しっかりと。これが投資の基本中の基本ですね。

ゆうちゃんパパさんのブログをしっかりと読み返したおかげで、こんな株式投資にとって大切なことを再度確認させて頂けたような気がします。

このブログを読まれた方も、考え方の尊敬できるゆうちゃんパパさんのブログを一度読まれることを是非お勧めいたします!

ゆうちゃんパパさんのブログ!内容も充実でオススメ☆

ゆうちゃんパパさんのブログ!内容も充実でオススメ☆

ゆうちゃんパパさんのブログへは以下のリンクからどうぞ!

我が子のために株式投資
http://youpapa.blog24.fc2.com/

【9113】乾汽船

2009 年 2 月 5 日 木曜日

今日は私の保有銘柄である【9113】乾汽船が頑張ってくれました!

乾汽船はバラ積み貨物の海運輸送会社!配当たっぷりでお得かも??

乾汽船はバラ積み貨物の海運輸送会社!配当たっぷりでお得かも??

一時は10%近く上げたのですが、最終的には前日比7.83%アップで落ち着きました。
私はこの銘柄を605円の時に買ったのですが、今日の終値で675円なので、現時点で11.31%の含み益がある状態です。

海運関係の銘柄はバルチック海運指数という指標にものすごく強い影響を受けます。むしろバルチック海運指数が全てだと言っても良いかもしれません。

バルチック海運指数とはロンドンのバルチック 商業海運取引所というところが発表している鉄鉱石や穀物などの外航不定期船の運賃指数のことを言います。

簡単に言うと、船で海外に物資を輸送する運賃の指数といったところでしょうか?このバルチック海運指数は1985年を基準にしており、開始された時を1000として毎日発表されていたのですが、つい先日まで1000を切った状態が続いていました。

これまで海運株に手を出したことが無かった私ですが、「20年以上前より今のほうが海運の運賃が安いなんておかしいだろ~!」と内心思いつつ、業務内容を調べてみたわけです。

そうしたら財務内容もそこその良く、借金の少ない面白そうな会社だったので、とりあえず買ってみました。3月末の配当も38円が予定されており、予定通りの配当が出ると私は605円で1株を取得しているので6.2%の配当も受け取ることが出来ます。

現在、貿易に基づく海運の需要は最悪ですが、だからこそ今後需要が回復すれば、値上がりが期待できるかもしれません。

海運株は値動きが激しいらしいので、いつまで保有するかは悩みどころですが、含み益がある間は少し悩んでみようと思います(笑)

日経平均8000円台回復【378円の上げ】

2009 年 1 月 27 日 火曜日

今日は日経平均がかなり戻しましたね。

「ブッタマゲタ」だけに豚を書いてみた。イラストは難しい(笑)

「ブッタマゲタ」だけに豚を書いてみた。イラストは難しい(笑)

なんにも材料が無いのに、378円の上げ。
ネット証券の管理画面を見て、思わず目を疑いました!

昨日までは数十万円あった含み損が、一気に含み益に変わってしまいました
あらためて相場のすごさを思い知りました。

最近、カラ売りなんぞを画策しておった自分としては、考えを改める良い機会となりました(笑)

それにしても、最近の相場はそれほど対した材料でなくても反応が大きすぎる気がします。

今日も昨日のダウ工業平均の上げ幅は38ドル程度なので、小幅な上げ幅だと予想していたのに、すっかり面を食らった感じです。(もちろん良い意味ですけどね!)

今週から来週にかけて、大手企業の第三四半期の決算発表が続きます。日ごとに大きく上げ下げする相場が続くのでしょうか?

私は長期保有での株式投資のスタイルを基本としているので、別にすぐに株を売る予定は無いものの、毎日大きく動くのは精神衛生上あまりよくありませんね

アメリカの中古住宅販売景気先行指数などの経済指標が市場の予測よりも悪化しなくなってきているので底打ちは近いのかもしれまえせんが、まだまだ気を引き締めて構えておく必要がありそうですね。

米国株の決算発表相次ぐ

2009 年 1 月 19 日 月曜日

アメリカの大手企業の決算発表が相次いでいます。

先週末の「JPモルガン・チェース」「シティバンク」に続いて、今週は「ジョンソン・エンド・ジョンソン」「アップル」「マイクロソフト」「GM」「M&Tバンク」などの大型銘柄の決算発表が続きます。

決算の内容については、市場予測よりも悪いところと、意外に中身の良いところと分かれていますが、この経済環境では飛び抜けて良い決算など期待できるわけも無く、株価に対してはかなりネガティブな決算続きとなりそうです。

いよいよ明日、20日は黒人初のアメリカ人大統領 バラク・オバマ氏の就任ですが、いったい株式市場はどのように動くのでしょうか?

今週は「オバマに対する期待」と「米国企業の悪い決算内容」の戦いの1週間になりそうです。

経済は依然として厳しい状況が続いています。

取り急ぎはアメリカ経済の景気後退の鈍化が世界経済の浮上のきっかけになると思われるので、今後もアメリカ経済の動向には注目していかなくてはならないでしょうね。

オバマ新大統領には本当に頑張って欲しいものです。

日経続落で前日比422円安 8413円

2009 年 1 月 13 日 火曜日

今日も大きく下げましたね~!
含み益が3日でゼロになってしまいました。泣

前日に続き、今日も6%の大幅も資産が目減りしました。
とはいっても、もうこの程度の事ではまったくへこたれなくなってしまった自分が怖いですね(笑)

年末年始の7連騰で1000円近くあげた日経平均も、すっかり定位置の8500円近辺まで戻ってきてしまいました。

これからは各企業の背筋が凍るような決算や中間報告があらわれてくるので、厳しい相場環境が続くかもしれません。

私は長期保有を基本にして株式投資を考えているので、それほど気にはしていないのですが、相場の底がいつになるかは気になるところです。

今日の株は

・ソニーの業績赤字転落

・前日のNY株式市場の続落

・業績の先行き不透明感

から売られたような気がしますが、NYが前日終値8559ドルに対して125ドル(1.46%)の下げ幅に対して、日経平均は前日終値8836円に対して422円の下げ(4.79%)の下げ幅と、あまりにも過剰に反応しすぎな様な気もします。

ついに加熱していた個人投資家の投資意欲も減退しはじめたのかも知れません。
真実は誰も知る由はありませんが、本当のところいったいどうなんでしょう?

ここへきて、最安値を更新する株も出始めたので、そろそろ買い時が到来しているかもしれませんね。

10年後に今を振り返って、納得の買い付けを出来たと思えるように、日々、株価の推移を見届けて、チャンスをつかみたいと思います☆

買い付けは1円でも安く!!

2009 年 1 月 11 日 日曜日

今日は株式に投資したときの利回りについて書いてみようと思います。

株式投資をしている人ならば誰でも、1円でも安く買い、1円でも高く売りたいと思っています。(そうじゃない人が増えるとすごく投資が楽ですけどね!笑)

この1円に徹底的にこだわる人こそが投資で利益をあげられる人らしいです。
そして、私が読んだ本の中で、この1円に徹底的にこだわる人がウォーレン・バフェットだと紹介されていました。(さすが心の師匠!)

買い付け時の差がどの程度、将来のリターンに影響するかを例を出して考えてみましょう。

あなたが現在100万円を持っており、これを全額投資するとします。

1株100円の株と110円の株があり、それぞれを買って120円で売り抜けた場合について、
投資利回はどれくらいか考えてみましょしょう。

【100円で買い付けた時】

1株が100円の場合、投資資金が100万円あれば

1,000,000 ÷ 100 = 10000  ということで

1000株を買い付けることができます。

この株が、1株130円になった時に売却するので、手元に残る利益は

( 130 - 100 ) × 10000 = 300,000

となり、30万円の利益を得ることができます。

【110円で買い付けた時】

一方、1株を110円で買い付けた場合、投資金額100万円には変化が無いので、買い付けられる株数は

1,000,000 ÷ 110 = 9090株 (プラス端数100円)

となり、この時点でみても100円で買い付けたときと比べてかなり少ない株数しか手に入れることがきません。

当然、株数に応じて利益も少なくなるので、ケース1と同じ1株130円になった時に売却するとしても手元に残る利益は

( 130 - 100 ) × 9090 = 272,700

となり、27万2700円が利益になります。

買い付け時のわずかな差が将来の利益に大きく響いてくるのが実感して頂けたかと思います。どんなお金持ちの投資家であっても、資金量には普通は限界があるので、買い付けの単価を1円でも下げる努力をすることは非常に大切です。

利回りでみると、100円買い付けの場合が30%であるのに対して、110円の買い付けの場合は27.2%になります。

どちらの場合も同じように株価が130円の時に売り抜けたにも関わらず、手元に残るお金は決定的な差が出てしまうのです。

1回あたりの取引での差は3%弱の差に過ぎませんが、このような取引を何回も繰り返せば、この差はさらに大きくなります。(株式投資は手元に残ったお金をそのまま投資すると複利の作用が働くので、この場合は投資の回数が増えれば増えるほど両者の差は拡大していきます。)

3%の差を10回繰り返せば、この両者の間の利回りの差は34%にもなりますし、100回繰り返せばその差はナ、ナント! 1900%にもなります。1900%といえば、実に19倍です。何だか信じられませんね。

株式投資はじめる年齢や投資スタイルによって差が出るとは思いますが、投資を長い間続けていれば、どれだけ長期投資をしている人であっても、人生の間で100回以上は取引をするような気がします。

こう考えると、買い付け時の1円の差も馬鹿にできませんね。
ブログを書いていて自分が一番驚きました(笑)
これからより気をつけようと思います!

株で勝つのは難しい!?

2009 年 1 月 10 日 土曜日

ちまたでは 「株で素人(個人)が勝つのは難しい」 とよく言われます。
そして、安定した利益を得ている人はほんの一握りだとも言われます。

私には半分正解で半分間違っているようにも聞こえますが、他の大多数の人と同じことをやっていては安定したリターンを確保できないのは確かな気がします。

例えば、今は100年に1度の大不況だと言われています。ほとんどの人が消費を控え、長引く不況に向けて貯蓄をし、投資をやめているのが現状でしょう。

つまり、それが大多数の人の判断だということです。確かに、状況を考えれば一見正論にも思えます。しかし、考え方によっては間違っていると言えるかもしれません。

まず、100年に1度の大不況だというのであれば、これ以上の不況は無いわけですから、論理的に考えれば、財務が健全でこの不況を乗り切ることができる企業に投資すべきだと思います。

また、皆が消費を抑えて、あらゆるサービスを提供しているところが客不足の状態におちいっていることが予想されます。客不足の状態であれば、商品の値引きの交渉もしやすいですし、接客もいつも以上の状態が期待できます。

そう思うと、普段よりも積極的に消費をして普段以上のサービスを受けるのがお得だと思います。

客観的にみれば確かにそうです。ただ、さらに景気が悪化するかもしれないので、そこまで大胆には動けませんが(笑)

ただ、そうは言っても将来に向けて準備をはじめるのは早いに越したことはありません。

そこで、私は最近になって、不動産や人材関連などの、極端に売り込まれている不人気魚介の企業の株を物色し始めました。

いくら業界が不景気だと言っても、これからずっと誰も家を買わないことはありえませんし、景気が良くなってこれば人材は再度必要になってくるからです。

業界全体が極端に売り込まれているので、株価が企業の持つ価値の以上に下落しています。今、不動産関係や人材関係の企業の株に投資しておけば、景気が戻れば他の企業以上の利益を得ることが出来るかもしれませんね。

「資産運用は本当に奥が深い。」
最近、心からそう思います。